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アフリカ・タンザニア南部の約2億4000万年前(三畳期中期)の地層から、初期の恐竜に最も近い爬虫(はちゅう)類「シレサウルス類」の化石が発見され、恐竜の起源も従来の推定より1000万年以上さかのぼる可能性が浮上した。この化石は同類で最も古く、新属新種に分類された。米ユタ大などの国際研究チームが4日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 スワヒリ語で祖先や古代を意味する言葉から、「アジリサウルス・コングウェ」と名付けられた化石は、少なくとも14頭分が見つかった。ほぼ全身が復元され、全長2〜3メートル、腰の高さが0.5〜1メートル、体重10〜30キロと推定された。4本の脚で歩き、下あごがくちばしのようにとがり、歯の形から草食か雑食とみられる。 恐竜は爬虫類の中でも、脚が胴体の横に張り出しているワニ類とは違って、脚が真下にあり、骨盤が独特な形で、主に後ろ脚の2本で直立して歩く種が多い。最古級の恐竜は、南米アルゼンチンの約2億3000万年前(三畳期後期)の地層から化石が見つかり、肉食とみられている。 【関連ニュース】 ・ 【動画】恐竜2009〜砂漠の奇跡〜 ・ 特集・恐竜図鑑〜羽毛恐竜、全身の色を推定〜 ・ 〔写真特集〕肉食のスピノサウルスなど出現! 恐竜2009 砂漠の奇跡 ・ 〔写真特集〕生命の歴史 太古の生物 ・ エルニーニョを1年前から予測=インド洋水温を利用 ・ 英文だけ「TSUNAMIない」 宮城県、メール誤配信(産経新聞) ・ <羊>ママとじゃれあい…出産ピーク 群馬・渋川の牧場(毎日新聞) ・ 津波の避難者少なく「反省点」官房長官 チリ巨大地震(産経新聞) ・ <フィギュア>小塚、鈴木両選手 入賞「自信」胸に帰国(毎日新聞) ・ 坂出3人殺害、遺族が介護資格…「人の助けに」(読売新聞)
by 0cumtcqwkq
| 2010-03-08 14:39
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